スマホの普及とキャッシュレス化ムードの中「QRコード決済」が注目されています

QRコード決済

QRコード決済はキャッシュレス決済の中でも普及率が著しく、比較的最近登場したサービスです。
2019年1月現在、以下の4種が主要なサービスとして普及しています。

 

楽天Pay・PayPay・LinePay・OrirgamiPayのロゴマーク

・楽天Pay

・PayPay
・LINEPay
・Origami Pay

 

大胆なキャンペーンなどで話題になったPayPayが本格スタートしたのは2018年10月、LINEPayも2018年に入ってからCMを増やすなどしてプロモーション活動を強化している歴史の浅いサービスです。

 

QRコード決済はスマホを活用した店頭決済と送金サービスです。
店頭決済はお店の用意したQRコードを読み込むスキャン払いとスマホ画面に表示させたQRコードをお店がスキャンするQR払いの2種類があります。
スキャン払いのみ対応で加盟店になることもでき、お店側はクレジットカードや電子マネーのような専用端末を用意する必要はなく、お店専用のQRコードを発行してネット環境で入金管理するだけなので初期費用を安く抑えられるメリットがあります。
また、決済手数料は無料(期間限定)~3.25%程度でクレジットカードより安いです。
入金サイクルは遅くても月末締め翌月末払いになっていて、一般的に45日サイクルで入金されるクレジットカードよりも資金繰りがよくなるなどお店側のメリットが多いです。

 

利用者の目線で見た場合、決済する際はスマホのアプリを開いてスキャンかQRコード表示をしないといけないので、かざすだけのIC決済より手間はかかります。
しかし、現代人はちょっとした空き時間でスマホチェックするのが日課になっていて、お店での決済時にアプリを開く作業を苦にしません。
アプリ上でチャージ残高や利用履歴を随時チェックできるので安心感を得られるメリットがあります。

 

 

大手が積極的なプロモーション活動をしている

大手企業にプロモーションされるQRコード決済

 

QRコード決済はクレジットカードのシェアを大きく奪う可能性があると期待されています。
参入しているのは大手が中心で、LINEPayは友達間でお金を使わずにLINEPayをプレゼントするキャンペーンを開催。
PayPayは100億円あげちゃうキャンペーンを実施して話題になるなど、普及率を高めるために大規模なプロモーション活動を行っています。
2019年1月現在、サービス提供してからの累計で黒字化を達成したサービスはないでしょう。
将来的に普及すれば決済手数料で大きな収入を期待できる一方で、莫大な初期投資をしないといけないことから大手以外は参入できないカテゴリーになっています。
PayPayはソフトバンクが運営母体になっていますが、100億円あげちゃうキャンペーンによってサーバーがキャパオーバーでダウンし、ソフトバンクのスマホが長時間使えなくなる大規模な通信障害が起こり、ソフトバンクユーザー離れが進みました。
キャンペーンで話題になった一方で不正利用がニュースになり、対策としてカードチャージの月間利用額を5万円に制限するなどしてPayPay離れも進んでしまいました。
過去のトラブルから悪い印象を抱いているユーザーも多いことから今後の課題が多いサービスです。
後発組のキャッシュレス決済の中でも大手の参入が多いカテゴリーでクレジットカードに変わる主役の決済方法になるのではないかと期待されています。